デルハルン

(フィトステロール)

(ノコギリヤシ果実抽出物)

 

ノコギリヤシは北米南東部原産で、かつてアメリカインデアンが健康維持、生理活性機能の目的でその果実を食用していました。

男性ホルモンのテストステロン(T)から、ジヒドロテストステロン(DHT)への生成を触媒する、5αリダクターゼ(5-RED)を阻害する事によって、DHTの生成を阻害します。

又、ノコギリヤシ抽出物がヒトのアンドロゲンレセプターと関与する事も示されております。即ちアンドロゲンレセプターとDHTが結合するのを阻害する作用があります。

3ヶ月間のノコギリヤシ抽出物の服用で、DHTの減少とTの増加が  報告されています。

 

v  5αリダクターゼの触媒作用の阻害・・・・テストステロンがより強力なジヒドロステロンに変換されるのを阻害

v  DHTが各受容体に働きかけることも阻害・・・・DNAと結合する DHTレセプターの発生を抑制するアンチアンドロゲン作用がある。 その結果、DHTの代謝及び排泄が促進される。

v  作用する場所が、末梢の臓器のみ(毛根内や前立腺内)で全身的な作用でない事。

v  毒性に対しても極めて低くステロイド製剤とは遥かにかけはなれています。

 

 

 

 

 

 

主な生理作用

@           5αリダクターゼ阻害

A           アンドロゲンレセプター結合阻害

テストステロン(T

 

      5αリダクターゼ阻害          毛乳頭や皮脂腺内、前立腺内

                                5αリダクターゼ(5-RED)

                  

 

 

ジヒドロテストステロン(DHT)

 

アンドロゲンレセプター結合阻害         アンドロゲンレセプター

 

 

DHTレセプター

 

 

 

 

                                       毛母細胞

                                       毛乳頭  

 

                                      の細胞分裂制御

 

 

 

           毛髪の細小化   

 

                     

 

 脱毛の進行促進    

 

 

DNA

 
楕円: 核テキスト ボックス: ノコギリヤシ果実のエキスの作用する部位  

5αREDインヒビター

@フィナステライド

Aスピロノラクトン

Bアゼレイクアシド

C亜鉛

DB6