パレスクリニック
デュタステリド (アボルブ) ザガーロ 2016年発売
概要
アボルブは、英国グラクソ・スミスクライン社で開発されたお薬です。
もともとは、前立腺肥大症の治療薬として開発されました。
2001年に米国、2007年に欧州承認、2009年日本の厚生労働省の認可を得て今では、世界で290万人の患者さまに使用されているお薬です。
近年、アボルブの有効成分(デュタステリド)に、AGAの原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)の産生を抑制する効果があることが発見され、今では米国、ヨーロッパを含め、多くの国で使用されております。
フィナステリドとの違い。
AGAの原因物質である、DHT(ジヒドロテストステロン)の産生を手伝う5α還元酵素は、T型とU型の2つの型があります。
フィナステリド(プロペシア)は、5α還元酵素のU型のみに作用し、この働きを抑制します。しかしT型については抑制効果がありません。
一方のデュタステリド(アボルブ)は、5α還元酵素のT型、U型ともに作用し、
この働きを抑制します。
効果・作用
1.テストステロンからDHT(ジヒドロステロン)に変わる
『5α還元酵素T型、U型』を両者共に阻害します。日本人での臨床試験では、血液中のDHT濃度を89.7%低下させました。
2.国内臨床試験における副作用発現率は、10.9%(403例中44例)でした。
3.アボルブ(デュタステリド)の作用
AGAの発症の仕組み
5αREDインフィビターの作用
副作用
国内臨床試験において、調査症例403例中44例(10.9%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。その主なものは、勃起不全13例(3.2%)、リビドー減退7例(1.7%)、乳房障害(女性化乳房、乳頭痛、乳房痛、乳房不快感)6例(1.5%)であった(承認時)
調査症例数 | 403例 |
副作用発現症例数 | 44例 |
副作用発現症例率 | 10.9% |
用法・用量
デュタステリド ジェネリック 錠剤 meiji
価格:1錠 220円 (30日分1箱は、6,600円)
通常、成人は1回1錠(主成分として0.5mg)を1日1回服用します。
3ヶ月の連続投与により効果が発現する場合もあるが、効果が確認できるまで通常6ヶ月の連日投与が必要である。また、効果を持続させるためには継続的に服用すること。本剤を6ヶ月以上投与しても効果が認められない場合は投与を中止する事。
PSA(前立腺特異抗原)について
(前立腺癌のスクリーニング)
当院では投与前と投与後に副作用及び治療効果の判定に、血液検査を行います。
※ご注意
当院の発毛剤を初めてご希望の方は下記リンク問診表をご入力又は、ご記入をお願いします。
メールで添付又は、FAXで送信して下さい。
<問診表> PDF <問診表> Word
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院長 春山 喜一
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