1:Telogen Effluvium(休止期脱毛症) 精神的ならびに身体的ストレスあるいはホルモン環境の急激な変化により下垂体でのACTHの分泌は刺激され、ACTHは副腎皮質に対してホルモン分泌を促進させる、これにより副腎アンドロゲンの増加、さらにスーパーオキシドの増加をもたらし、その結果、成長期毛包が休止期に移行して、その3ヶ月の後に脱毛を起こす。 出産、妊娠中絶、経口避妊薬の中止 ほとんど一過性なので、特別治療を必要としないが、Minoxidil、SODase使用は発毛を促進させ免疫反応を軽減する目的で意味があるかもしれない。 A2:nagen Effluvium(成長期脱毛症) ガンの化学療法や放射線療法、その他タリウム、ヒ素などで、毛包の増殖分化が妨げられ、休止期にならず1〜3週間後と比較的急性に、ちぎれるように脱毛をおこす。 薬剤等を使用しなくなれば回復するので、特別治療を必要としないが、Minoxidil使用は発毛を促進させる目的で意味があるかもしれない、また、ちぎれ落ちにくいようにあらかじめショートヘアーにすることは有効である。 3:Drug-Induced Alopecia(薬剤性脱毛) 便宜的に、薬剤が関与して起こる脱毛を総じて薬剤性脱毛と呼んでいます、したがってその発生機序が明確でないものも多くあります、一般には薬剤の使用中止により回復するものを指します。 高脂血症用薬:
4:Thyroid Diseases(甲状腺疾患) 無症候性のケースも含め、主として甲状腺機能低下症において脱毛が起こることが多く、この場合毛髪は荒れていて、ちぎれ易い。 5:Senile alopecia (老人性脱毛症) 6:Trichotilomania(抜毛症) 外傷性脱毛症の一特殊型。 学童期の発症が多く、とくに小学校高学年に多い。 【病因】精神的衝動にかられ、自らの手で毛髪を引き抜くことにより脱毛を生ずるものである。患者の心理的背景ないし性格が基盤にある。 【症状】女性が男性の約2倍の頻度である。自覚症状のない不整形の不完全な脱毛斑であり、病巣内には短く切れた毛が残存し新生毛も存在する。円形脱毛症のような完全な脱毛斑とはならない。抜毛した毛根像は成長期毛を示す。前頭・側頭部に多い。随伴症状として,引き抜いた毛を食べてしまうtrichophagy(食毛症)や咬爪症がみられる。 【治療】発症年齢、心理学的背景、症状の程度などを考慮し治療方針を決定する。学童期では両親に対する指導、成人では精神科的な問題を有することがあり、精神科医などとの協力が必要となる。
8:Syphilis Infection(梅毒感染)
|
パレスクリニック
メディカルスキンアンドヘアクリニック
東京都千代田区一ツ橋1丁目1-1-1 パレスサイドビル【毎日新聞社ビル】1F
地下鉄 東西線 竹橋下車0分 アクセス地図クリック
美容皮膚科 受付時間
11:00 〜 20:00 日、祝日10:00〜19:00
水曜休診
TEL 03-3213-2867 初診専用 03-3213-2900